【銭湯】東京 世田谷 三軒茶屋 太子堂 八幡湯 

行き方

田園都市線三軒茶屋駅から北へ徒歩約8分。

商店街を通っていく。

休日、この通りは歩行者天国になるようだ。

道沿いのお店は人々で賑わっていた。

商店街の通りから住宅街の中へ細い道を進んでいく。

コインランドリーという看板を見つけ、銭湯があることが分かった。

見た目は民家に馴染んでいて夜ならば気が付かないかもしれない。

館内

インターネットで調べた際は、15時から開店ということだったが、入り口が空いており、靴箱の木の板がところどころないことに気づく。

恐る恐る館内へ入ると、受付におばあちゃんがちょこんと座っていた。

僕の後からも何人か入ってきた。

おばあちゃんに何時からやっているんですかと聞くと、「最近は早めに開けてるんだ。」と返答が来た。

少し早めに着いてしまっていたのでちょうどよかった。

男湯、女湯衝立はあるが、完全吹き抜けで男湯からも女湯からもしゃべり声が聞こえてきた。

男湯に行こうとした際にふと気付く。

「男舞」。

「おとこぶ?」送り仮名が振られ、「おとこまい」と読むようだ。

どんな意味なのかはわからないが、初めての表示だった。

ちなみに、女湯は「湯女」、「ゆめ」と読む。

脱衣所へ向かう。

脱衣所からお風呂の方に目を向けると、すでに多くの人でいっぱいだった。

脱衣所もそれなりに広くロッカーに困ることはない。

壁に貼られた「銭湯には大金を持ってこないように。」と書かれた紙に目がいった。

初めてみるタイプの張り紙だったので、以前大金を盗まれてしまった人がいたのかと想像を膨らませてしまった。

お風呂

天気の良い、15時ごろに伺ったこともあるが、お風呂場はとても神々しかった。

ピカピカなベージュと白のタイル。

高いビルのない住宅街に位置し、天井の南西側には採光のための窓がついている。

窓の数も他の銭湯と比べても多く、内湯にいてもかなりの開放感がある。

午後15時ごろになると、ちょうど南西側に太陽が来るおかげで、太陽の光が風呂場をちょうどよく照らしてくれる。

そしてまた、お風呂のお湯に反射してより明るい印象を与えてくれる。

お風呂は薬湯やバイブラ、電気、マッサージと揃っている。

入るとわかるのだが、どのお風呂も湯温が43度前後と熱めだ。

日曜日ということもあるのか、15時というに多くの人が風呂場と脱衣所を行き交っていた。

八幡湯の壁には脱衣所もそうだが、一見普通のように感じるが、よく考えるとユニークな注意書きが多くはられている。

風呂場には、

「のぼせに注意 長湯は大変危険です。 寒くなると、毎年2〜3人救急車のお世話に。」

と。

しかも、張り紙はカレンダーなどの裏紙だ。

つまり、湿気でびろびろになっている。

それらはガムテープで壁に貼られているので、いかにも簡易的だ。

サウナ

サウナは6人が入れる広さだ。

サウナに入ると、何人かの人が挨拶を交わしていたので、常連客が多いようだ。

八幡湯はタトゥーの人でも入れる銭湯なので、サウナにはおじいちゃんから強面の人まで色々な人が汗をかいていた。

銭湯のサウナをいくつか利用してきたが、個人的には熱めのサウナだと感じた。

室内は二段になっているが、室内温度計は110度を示していて、上の段だとかなり熱い。

湿度はないが、熱めサウナが好きな人にはおすすめのサウナだ。

個人的には好きではないが、雑誌などの持ち込みができるようで、常連の人たちが回し読みをしていた。

水風呂はサウナのすぐとなりに設置されていて、2人程度入れる広さだ。

17度前後のちょうどよい水温だった。

水風呂に使っていると、西日がちょうどよく水面を照らし、ととのい感が増す。

脱衣所内の一角に、サウナの休憩スペースが設置されていてゆっくり過ごすことができる。

シンプルだが、全体的にサウナーに優しい銭湯だ。

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

住所 世田谷区太子堂5-21-4

電話 03-3422-3275

時間 15:00−23:00

休み 金曜日 土曜日

4年前

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 が付いている欄は必須項目です